花粉症の目の対策としては眼鏡やゴーグルが最適

花粉症の目の対策として、眼鏡やゴーグル(花粉症対策眼鏡)をかけることが、一番のお勧めです。かゆみが出たら花粉症用の目薬をさすという対症療法もあれば、花粉が飛散し始める前から抗アレルギー剤を点眼して予防するという方法もありますが、できるだけ薬は使わないほうが良いに越したことは無いので、花粉をシャットアウトする意味で、眼鏡やゴーグル(花粉症対策眼鏡)が良いでしょう。花粉症で目に痒みの症状が起こるのは、スギやヒノキ、ブタクサなどの花粉がアレルゲン(抗原)となって、アレルギー性の結膜炎を起こすことによる症状のひとつとなるからです。目の花粉症を防ぐ対策としては、アレルゲンである花粉が入っても目に滞らないよう、また、あまり目に入らないようにすることが効果的です。このため、コンタクトレンズは目に入ってしまった花粉が目に溜りやすくなるので、眼鏡のほうが良いということと、普通の眼鏡でも、目に入る花粉の量をおよそ3分の1に減らすことができるといわれています。

普通の眼鏡でも、目に入る花粉の量を3分の1に抑えられる

一番良いのは花粉症の時期はあまり格好を気にせず、ゴーグル(花粉症対策眼鏡)で目に花粉が入ってくることをシャットアウトすることが、最も効果のある方法と言えるでしょう。一般的な花粉対策がされた眼鏡なら、さらにおよそ4分の1にまで減らすことができると言われています。最近では花粉対策のゴーグルも多数の種類が開発され販売されていて、中には、レンズのサイドにカバーがついていて、目と眼鏡の隙間から花粉が入るのを完全に近い形で防ぐことができるようなグッズも出ているようです。また、眼鏡の上からさらに掛けるタイプのものや、おしゃれを意識したものなど、種類は豊富なようです。自分に合った花粉対策ゴーグルを探してみてはいかがでしょう?ネット通販でも花粉症グッズは多く取り扱われています。どうしても眼鏡はかけたくないという人は、花粉症の季節だけでも使い捨てのタイプを用いるなど、常に清潔な状態を保つようにしましょう。特に、ドライアイの人や、アトピー性皮膚炎の症状も併発するような人は、とりわけ症状が重くなる可能性が高くなるので、注意が必要です。花粉症対策眼鏡やゴーグルをしていても、ほんの小さな隙間から花粉が目に入ってしまうこともあります。そのときは洗眼して花粉を洗い流しましょう。人工涙液型目薬を点眼して目に入ってしまった花粉を洗い流したり、花粉症専用の洗眼液や洗眼セットなどのグッズも薬局やドラッグストア、スーパーなどで市販されているので、

目のかゆみがあっても擦らないことが大事

目のかゆみや炎症が出てしまったとき、また、帰宅後などには、目の花粉症の症状を抑える対策として効果的です。このとき、目薬のキャップや、洗眼液に付属の洗眼カップなどは不潔になりやく、かぶれたり腫れることもあり思わぬ眼病の原因になることも少なくありませんので、取り扱いはいつも清潔を心がけるようにしましょう。花粉症専用の人口類液型洗眼液や洗眼液セットがない場合は、応急処置として水道水(流水)で洗い流すのでも花粉は落とせますが、花粉症専用の人口類液型洗眼液や洗眼液セットを使ったほうが、目のためにはより安全といえるでしょう。洗眼とメガネの着用は花粉症対策として習慣的に行いましょう。目の花粉症の症状はかゆみだけでなく涙目になったり目やにも出て、ひどい場合には痛みをともなうこともあります。花粉症が直接の原因で、失明のような目に重大な損傷を与えるような疾患にはなりにくいといえますが、花粉症による目の痒みなどの症状は日常生活に支障をきたしますし、花粉症が直接の原因でなくてもその代表的な症状である目の痒みで目を擦ったりすると、かぶれたり腫れるだけでなく、目に雑菌が入るなどの理由で重大な病気にもなりかねませんので、そんなことにならないよう、かゆいと思っても手で擦ったりせず、花粉症の症状についてよく理解し、常に注意を怠らないよううにしましょう。そして少しでも異常を感じたときには、早めに病院で診てもらい適切な治療を受けましょう。

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